奮闘記 in KOLKATA



露天商


はぁー 踊り踊るなぁーら ちょいと東京音頭 よいよい
コルカタで日本語を学ぶインド人の発表の場である
「印日文化祭」のフィナーレはいつもこれ。
観客も舞台に上がり思い思いの振りで盛り上がる。
私もついつい口ずさみノリノリに。いいもんです。
日本語会話協会とコルカタ日本総領事館の共催で毎年催されるのだが、
前2回は所用で行けずにいた私も今年は
キランママとベンガリーの家庭教師デブジャニさんとともに出席した。
インド人の話す日本語はイントネーションが独特で、妙な抑揚・高低差がある。
「もう少しフラットに話すほうが自然だよ」とよく繰り返したものの、
生の日本語に日々触れる機会が少ないから習得はとても難しそう。
ともあれ、とても熱心だから好感度は抜群。
きっと自分のベンガリーも不自然に聞こえているだろうなと思いつつ、
舞台の寸劇や歌を興味深く鑑賞させていただいた。
今年で27回目、毎度ながらすべての段取りと指導に労を惜しまず
尽くしておられるニガム和子さんには頭が下がる。


日印国交樹立60周年
この日の総領事の挨拶にもあったが、
今年は「日印国交樹立60周年」(キャッチは“復興する日本と躍動する
インド〜新たな発見、新たな交流”)にあたり、
デリーやムンバイ、コルカタなど各地で文化交流イベントやフェアが開催されている。
車のスズキ、オートバイのホンダ、家電デジタルのソニーなど、
インド市場にブランド定着している企業はあっても、まだまだ少ない。
この周年を機に巨大市場への進出をもくろむ企業も増えるに違いない。
日本のアニメの人気ぶりに、漫画「巨人の星」のインド版アニメ
「ライジング・スター」が講談社が中心となり、
今年秋からインドでの放送を目指しているという。
ただし設定は野球ではなくクリケット。
興味があるのは日本の食材を売り込む“「日本の味」インドへ”の動き。
富裕層が拡大する中、健康志向の高まりもあって
「日本の味」を求める消費者の裾野が広がりつつあるという。
以下はその紹介記事。

ニューデリー市内にある欧州系高級ホテル内の和食レストランで6日、国内外で日本食材の紹介を手掛けている 近鉄エクスプレス販売による地元メディア向け試食会が開かれた。
日本の農水省の食品輸出促進事業の一環として今月1日から、ムンバイなど3都市の高級食材マーケット 「ネイチャーズ・バスケット」で日本食品を販売している。
3日夜にはサントリーが日本大使館公邸に日印政財官界から 約80人を招いてウイスキー試飲会を実施。
参加者からは「高級感のあるウイスキーは(インドの富裕層にも)絶対に売れる」(ホテル支配人)などとの声が上がった。
インドで日本食が占めるシェアは5%程度だが、 ネイチャーズ・バスケットでは「この3年間で売り上げは3倍増」といい、 「今後3、4倍の拡大もありうる」としている。

参考までにムンバイにある日本食アンテナショップは下記に。
http://www.murc.jp/maff_mumbai_shopjapan/news01.pdf



《蛇足ながら》
「死を待つ人の家」も今年8月22日に設立60周年を迎える。
インドが英国統治から独立したその5年後の1952年に日本との平和条約を結び、
同じ年にマザー・テレサは極貧で死にゆく人たちの家を作ったのだ。
そして、インド独立の年は、私がこの世に生を受けた年でもある。
“縁”のようなものを感じなくもない。



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