奮闘記 in KOLKATA




復興への途を力と心をひとつに
未曾有の大震災で犠牲になられた方々を哀悼し、
被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。

驚きと悲しみと恐怖は、
ネットのライブニュースでリアルタイムに私に伝わり、
インドのマスメディアもトップニュースで報じた。
11日当日、インド人のマダムから案じる電話があり、
翌朝には行く先々で「大丈夫か?」と声を掛けられた。
「私の家族は大丈夫だけど、あまりに悲惨な状況で…」と言葉も失いがち。

4月に来る予定だったナースボランティアからは、
被災地へ行くので予定を変えるとの連絡。
ナースならば今すぐにでも支援活動ができるに違いない。
5ヶ月間「死を待つ人の家」で奉仕して帰ったボランティアからは、
「生活物資を買い込む人でパニック気味ですが、
 インドでの生活体験のある私はサバイバル生活OK、
 一緒に耐えなければ……」と。

12日に、日本と日本人のためにマザーハウスで祈りのミサがあり、
13日には日本からのボランティア約40名とシスターで祈りの集いがあった。
マザーのお墓には千羽鶴が捧げられ、
つねに誰彼となく祈って下さっている。
ニガム和子さんが日本語を教えている Ramakrishna Mission では、
生徒さん達が祈りを捧げて募金を呼び掛けてくれた。




地震被災者に対する祈りの集い


インド政府は日本政府と相談の上、
暖かい毛織物や毛布22トンを載せた貨物機の第1便を13日離陸させたという。
20日の日曜夕方、コルカタ市民の有志による
地震被災者に対する祈りの集いが市中心部の公園で催された。
集まったのは150人ほどの人々、日本人は少なく、
日本語クラスに通っているインド人女性が目についた。
報道カメラマンも10人以上いただろうか。
アーティスト中心という“有志”がしつらえたステージには嬉しいメッセージが。

The sun will rise again…
We, people of Kolkata pledge to stand by you.


陽はまた昇る
我々コルカタ市民は貴方がたの力になることを誓います。



日本の総領事代理が御礼を述べ、
アメリカとスウェーデンの領事館の女性が挨拶。
諸外国の報道内容にも散見するごとく、
「あのような悲惨な状況にあっても日本人は激することなく、
 暴動も起こさず、復興に向けて沈着な活動を行なっている。
 これは驚くべきことで我々は多くを教えられている。」
という見方が大勢のようだ。

このあと黙とうをして、犠牲者に立向ける candle lighting、
募金の呼びかけがあった。
この集いをレポートした翌朝の新聞にはこう締めくくられていた。

Tsunami は、日本人の心の仏教徒精神を洗い流すことは出来なかった。

世界中から援助の手が差し伸べられ、
日本では支援の輪が様々に広がっていると聞く。
被災された方々には、どうぞ立ちあがる勇気を!
幸いに被災しなかった人々も、痛みや悲しみをともにして、
小さくともそれぞれにできる支援のかたちを見つけ、
行動しつづけていけますように。もちろん私も。



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