台湾駐在記

最上 繁

第27回 新幹線に乗りました?



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1月5日、「台湾新幹線/高鉄」が開通しました。

台北人の最近の挨拶は「新幹線に乗りました?」です。

「台北〜高雄が90分!」とPRしていますが、

「台北」とは「台北駅」ではなく、MRTで15分ほどの「板橋駅」のこと。

東京駅と品川駅の位置関係です。

また「高雄」とは「高雄駅」ではなく、ひとつ手前の「左営駅」です。

高鉄は民間鉄道なので、国営の駅の乗り入れに時間がかかっているようです。

台北駅は地下駅なので、余計に工事が難しいようです。

いずれ、便利になるそうですが・・・



1月はいろいろとトラブルが発生しました。

乗車券購入の整理表を持っているのに、購入できない人。

自動券売機が故障して、窓口のみでの販売。

信号機の故障や、

線路脇に埋め込んだケ−ブルが切断されて盗まれる事件もありました。

また、騒音問題の発生など話題に事欠きません。



台湾新幹線




1月中は乗車料金が半額でした。

試乗会みたいなもので、スタッフが経験を積んでいるという感じでした。

表示案内板の不足が改善を迫られています。

切符販売窓口や自動券売機、高齢者妊婦身障者などへの誘導案内、

消火器位置表示などです。



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利用客が少なく、ひっそりとした大きな建物で迷ってしまいそうな怖さがあります。

見知らぬ駅では、人の流れに着いて行くと目的地にたどり着くことがありますが、

人の流れが無いというのは不安なものです。



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日本の車両と同じと聞いていましたが、座り心地が全く違います。

シートが硬く、リクライニングするとシートの硬さが背中にこたえます。

足元はかなり広く、短足の私にはもったいないくらいでした。

板橋〜台中間(約1時間)乗車しましたが、一度も検札に来ませんでした。

女性クルー2名のワゴン販売は新鮮でした。



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プラットフォームや駅コンコースの広告看板は、日本 VS 韓国。

広告掲出料金はわかりませんが、乗降客数を考えると高い広告のように思います。



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時刻表の画像は、クリックすると大きな画像をご覧いただけます。




台中駅を例にとると、 1時間に1本の上下線の発着、1編成12両で、1回の乗降客は500人足らず。

利用客が駅を通過する時間は10分程度で、あとはガラ〜ンとしています。



2月17日から始まる旧正月(春節)の大型連休での役割と期待は大きく、

ダイヤ通り運行できなければ、大交通渋滞を引き起こす要因になると云われています。

「台湾新幹線/高鉄」の開通で、国内線航空会社はすでに減便のダイヤを組み、

その機体を海外(日本)へのチャータ便に当てていると報道されています。

また、新聞では国内旅行のPRが目立っています。



台北では、2月に故宮博物院もリニューアルオープンしました。

この春、お出かけになりませんか。


*** バックナンバー ***
2005年 1月第1回「台北での『日本人イメージ』」
2月第2回「台北の正月」
3月第3回「台湾の旧正月」
4月第4回「時の流れに身をまかせ」
5月第5回「人の流れに身をまかせ」
6月第6回「台湾リピーターにおすすめの観光スポット」
7月第7回「台北市内の街並み」
8月第8回「台湾温泉レポート」
9月第9回「夏休み」
10月第10回「4Wの街・・・埔里(プーリー)」
11月第11回「台北ア・ラ・カ・ル・ト」
12月第12回「療養中」
2006年 1月第13回「台北病院体験記」
2月第14回「冬の台北に七夕飾りが舞う!」
3月第15回「九分プラス1は、十分」
4月第16回「台湾の不思議な世界へバス旅----Part2」
5月第17回「お引越し!」
6月 第18回「阿里山(アーリーサン)旅行」
7月 第19回「文化は波に乗って」
8月 第20回「台湾大学は市民廣場?」
9月 第21回「海のリゾート澎湖島(ポンフータン)」
10月 第22回「下町、山の手ぶらり散策」
11月 第23回「一年を通して海水浴が楽しめる、
     南国のビーチリゾート」
12月 第24回「台北のパフォーマンス」
2007年 1月第25回「台湾の古都、台南市」
2月第26回「住みやすい都市、台中市」
3月第27回「新幹線に乗りました?」

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