台湾駐在記

最上 繁

第17回 お引越し!



台北での生活も2年が過ぎ、アパートの契約更新時期となりました。



こちらに来たときは前任者の紹介でアパートを決めました。

会社が社宅扱いで一部を負担してくれたので、

2年間、3LDKの贅沢な部屋に一人住まいしていました。

家族や友人が遊びに来たとき宿泊するのに重宝しましたが、

会社から徒歩数分という距離は、あまりにも近過ぎて

若干自由さに欠けることもあり、今回思い切って転居に踏み切りました。



不動産会社が薦めてくれたのは、

2LDKか3LDKの単身者には広過ぎる物件ばかりでした。

電化製品やベッド、家具、台所関係の備品まで全て揃っていて

魅力的でしたが、家賃がかなり高額でした。

(日本人は狙われているという怪しげな情報もありますが・・・)



アパート捜しをするのはこの歳になって初めての体験で、結構難しいことが判りました。

新居の条件は2つ。そのひとつは、広さより環境がいいこと。

家には寝に帰るだけで殆ど居ませんが、

台北で生活していく上で一番大切なことは住居の環境で、

これにより日々の活力を保てることを2年間の駐在生活で学びました。

もうひとつの条件は、小規模のアパートであること。

日本では集合住宅での生活経験がなったため、大きなマンションはどうも苦手でした。



今回は10ケ所以上、見に行きました。

日当りのいい快適そうなアパートや、

24時間セキュリティ万全のガードマン付きのものなど、

それぞれ良い点が多々ありました。

「隣の芝生は青い」・・・随分迷いました。



結局、MRT=地下鉄の駅から歩いて3分の、

大家さんも住まわれているところに決めました。

8階建で16世帯のアパートです。

今までの半分くらいの広さですが、家財道具一式が備っていて、

掛け布団さえあればすぐにでも住める状態でした。

洗濯物が気持ちよく乾きそうなベランダが自由に使えることが決め手でした。



転居は煩わしいイベントと言えます。

以前の大家さんとの契約解除、新しいの大家さんとの契約、保証金、

部屋の備品確認などすることはかなり多く、

引越や段ボールの手配もあり時間を取られました。



最初に契約書に基づいて備品確認をしますが、それ以外の交渉ごとがかなりあります。

台所の配水管の臭さや、乾燥機の温度設定、洗面台の高さなど、

生活を始めると発生する様々な問題を根気よく説明して理解してもらい、

修理や交換をお願いしなくてはなりません。

日本語、北京語、英語に、ジェスチャーを混ぜたオリジナル会話が結構役に立ちました。

3年目を迎えて、新しい環境の中で、近在発掘の楽しみも増えました。

台湾駐在記、乞うご期待!



リビング 台所 ベランダ 景色
リビング 台所 ベランダ 景色


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