台湾駐在記

最上 繁

第13回 台北病院体験記



新年早々ですが、今回は台北病院体験記をお届けします。


ある日突然・・・

2005年11月、目覚めると右腕が痺れていました。

動きが鈍く、時折痛みがありました。

ただ、土曜日で仕事も無いので、あまり気にかけず、そのうち治るだろうと思っていました。

しかし2、3日経っても一向に痺れが消えず、それどころか痛みが増してきました。

腕を吊ったりしてごまかしていましたが、友人や会社のスタッフが

病院に行ったほうが良いと勧めてくれ、私も不安になったので翌週の土曜日に病院に行きました。



初めての病院・・・

台北市の有名な大病院「馬偕紀念醫院」に、中国語の話せる日本人の友人が同行してくれました。

どの「科」で「問診」を受けるか相談した結果、選んだ「神経内科」は診察待ちの人が多く、

待ち時間が長く、痛みは増々激しくなりました。

友人は、実は台北では顔の売れたTVタレントで、

彼が診察に来たと勘違いをした病院関係者のおかげで、

2時間あまりかかるところを30分待ちで診察してもらうことができました。

とは云っても、レントゲンを撮り、4日後に再検査を、

と云われ痛み止めの薬をもらっただけでした。

女医さんと看護婦さんは、私に診断結果を説明するより、

友人とテレビ業界の話しをする時間のほうが長く楽しそうでした。

有難い通訳さんです。



痛み止めの注射・・・

診察後、あまりの痛さに痛み止めの注射をお願いしたのですが、

直ぐしてもらえないことが判り隣接の救急病院へ行きました。

救急病院は保険が使えず実費を払うことになるのですが、

痛みを押さえることが優先で駆け込みました。

そこでも彼の顔が役に立ち、直ぐに注射を、ということになりましたが、大変!

なんと、受付後その場でベッドに載せられて処置室へ直行(写真参照)。

救急病院
救急病院


この救急病院では、全員ベッドで処置室へ行くシステムとなっていました。

歩けるのに・・・痛いのは右腕!

しかし、この頃には右肩から首にかけても激痛が広がり、

その痛みはピークに達し上半身が他人のようになっていました。



整体の先生・・・

会社のスタッフが心配して「整体」を紹介してくれました。

上半身を取り戻すために電話で症状を説明してもらってから訪問しました。

整体院は全く普通の家(マンション)の一室で開業されていました。

約10分の治療でしたが痛みに耐えきれず、ドクターストップならぬ患者ストップで中断。

治療後、「明日も来いよ」と云っていると思えたので、翌日も再度挑戦。

しかし、あまりの痛さに5分でダウン。

さすがに3日目は恐怖心が先に立ち通院を中断。



新規開拓・・・

台湾の雑誌に日本語のスタッフがいる病院として紹介されている総合病院が、

会社の近くにあることがわかり早速行ってみました。

何であんなに盛況なのでしょうか?

台北では病院は人気があるみたいです。

この病院では「復健科」で診てもらいリハビリに励むことになりました。

診断は「頚椎」のズレ?ゆがみ?などで神経に触れて痛みが走っているということでした。

毎日20分温めてから、頭を引っ張ること20分。

ここでも最初は5分我慢できず、ギブアップ。

途中で、「機械を止めて欲しい!」と中国語で云えず、「ウ〜ッ!」と唸って騒いでみました。

そんな私に替わって症状を医者に説明してくれたのは、

親切なリハビリ仲間の「おばあちゃん」でした。

雑誌に紹介されていた「日本語のわかるスタッフ」というのは、

このお年寄りたちのことだったのです。



眠れぬ夜・・・

痛さゆえ、苦しみ

痛さゆえ、眠れず

痛さゆえ、涙する一人の日々

今までの不摂生のためか?

日本に帰りたい。

医者は言う・・・原因は「ストレス・酒・たばこ・食生活・・・」

酒やたばこを止めたら、ストレスはもっとたまるやんか!!

気力で治すぞ!と、ある日、気が付いて若干元気が出てきた今日この頃です。



医者との会話・・・

診察日に一緒に行ってくれる通訳がいなかったので、恐る恐る一人で病院に出かけました。

下手な中国語で話す前に、先ず英語で説明してみたら先生も流暢な英語で答えてくれました。

お互い意思疎通できる共通言語があることに安堵して笑顔になりました。

こんなことなら最初から英語で話せばよかったのだ!

12月16日現在、リハビリの結果、快復度60%。

頑張るぞ〜!



最近の疲れ・・・

右手が不自由なため、キーボードは左手1本。

肩こりがひどく困っています。

トイレをウォッシュレットにしておけば良かったなぁ〜と、反省。



帰国へのリハビリ・・・

背筋がちゃんとして、長時間同じ姿勢が保てるように快復を期待中。

一時は同じ姿勢が保てず、お客様との会話も15分程度が上限でしたが、最近は30分。

12月30日は、関空に降り立つぞ〜!



この原稿をお読みいただいている頃は、日本で正月を迎えているはずですが、、

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