台湾駐在記

最上 繁



紙切絵師切絵作品
Photo : 紙切絵師と切絵作品
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第5回 人の流れに身をまかせ


台湾は車が右側通行です。

信号が青になって歩き出すと右折車がどんどん来ます。

正面からは左折車も来ます。

交差点では、前の人が歩くのか立ち止まるのかを

見極めないとトンでもないことになります。

車はからだの10センチくらい横を走って行きます。

都会に出てきた田舎者です。

   あー怖や!



台湾の歩行者用の信号は歩く人の形をしていて、

残り時間にあわせて動きが変わります。

最初はとことこ歩き、残り少なくなると走り出します。

それを見て私も釣られて走り出します。

   あーせわし!



もっぱら利用する交通手段はタクシーです。

最近は行き先が「北京語」で言えるようになったので、

地図や名刺を使わなくなったのですが、

ピンイン(発音)がなかなか難しく、気づいたら

目的地と違うところに到着・・・ということもしばしば。

初心者に舞い戻りです。

   あ−悲しい!



多人数でタクシーを利用する時は

駐在員の心得で助手席に乗ります。

こちらは左ハンドルですから、怖いこと。

もう、それはすぐ態度に出てします。

右足がじっとしていません。

前の車との距離は常にセンチメ−トルの世界。

そんなにテクニックを披露してくれなくても

よいのですが、あいにく言葉で表現できません。

   あー辛い!



先日、下車して二、三歩歩いたら、

大きな声が私に向かっているではありませんか。

何かと思ったら、ドアーの閉め忘れ。

そうそう、こちらのタクシーは自動扉ではなかった。

   あー恥ずかし!



タクシーでレシート=領収書を貰うのですが、

発音が他の単語と似ています。

と言うより私が下手なのですが、

「携帯電話」を下さい・・・と。

   またまた、あーはずかし!



台北市内はMRT:地下鉄が便利で安いのですが、

路線が少なくまだ十分とはいえません。

でも、NT$20〜50で結構行動できます。


たまにバスにも挑戦しますが、

市中のバスは路線が分りにくく(読めないのが原因)

乗るのに勇気がいります。

それでも、終点が台北駅とか目的地が

はっきりしている場合は

かなり乗れるようになりました。


「鶯歌の近郊、三峡」、

「烏來温泉」などの観光地から台北駅までは

約1時間で、NT$45〜90で利用できます。

因みに、これだけの距離を

ずっと乗車している人は殆どいませんが・・・。



先週末、「三峡」からの帰りに

「台北」行きのバスに乗りました。

終点は「台北車站(台北駅)」だと思い込み

気を抜いて座っていました。

台北市内に近づくにつれ

人がどんどん降車していきました。

が、突然乗車する人が増えたので、

あとちょっとで終点なのに不思議だなぁと思っていたら、

??風景が突然逆方向になりました。

台北の中心地が後方??バスは出発地点へ戻っていたのです。


「台北」行きは台北市内が終点で、

「台北車站(台北駅)」終点とは

異なることが判明しました。

気づいて、すぐに降りましたが

既に駅からは遠く離れていました。

それ以来、

「人の流れに気をつけて」バスに乗っています。



陶芸の里・鶯歌からタクシ−で10分ほどのところに

「三峡:サンシャ」という古い街があります。

そこの「祖師廟」というお寺の広場で

似顔絵紙切りに出会いました。

鋏を器用に使い一枚の紙を

芸術作品に仕上げていく様子に魅了され、

記念に作って貰いました。

写真とは一味違った台湾の思い出ができました。


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