笑・プラザ


OKADA'S BACKNUMBER
「あんた方、みんな頼もしくなったねェ。中学のバレー選手権が始まるんだって?」

「うん、そう。今日は練習試合やって勝ったけど、おかげで腹ぺコで死にそう」

「そうかい、そうかい。みんな中にお入りよ。
今日は特大のトンカツ揚げるからね。ご飯もお替り自由だよ」


「おばさん、すみません。いつも生徒達がお世話になって、ありがとうございます。
ここへ行ったら、モリモリ元気が出るって云うので、今日も一緒に来ました」


「大歓迎ですよ。先生もどうぞ。みんなも、セルフで好きな物をお食べよ」

〜〜〜 ガヤガヤ ワイワイ もぐもぐ 〜〜〜

「おばさん、丼飯、もっと欲しいんだけど」

「あいよ。あれッ!もうちょっとしか無い!!あんた方の食欲、もの凄いねェ。どうしよう」

「おばさん、そのもうちょっとを下さい」

「おい、おい、長山、少し遠慮しろよ」

「いいってことよ。売り物のおにぎりが沢山あるから、これもみんなにプレゼントするよ。
もうちょっと足りなかったから、試合で体力負けしたなんてのは困るし」


〜〜〜 ワ〜! ヤッタ! ヤッタ! 〜〜〜

「おばさん、いいんですか。いつもの食事代しか持ち合わせが無いんで、
今日のところは、ツケにしておいて下さい」


「何を云ってるのさ。いつもの通りでいいんだよ。
それよりみんな頑張って、勝ち戦の自慢に、また来てよ」


「ありがとうございます。おばさんは、今日、とてもいいことを教えてくれました。
もうちょっと足りなくて負けてしまうなんて、よくあることです。
そうですよね、もうちょっと、もうちょっとの練習の差が、勝つか負けるかを分けてしまう。
みんなも、これから、これでいいと思っても、
もうちょっとの頑張りを重ねよう。もうちょっとプラスだ」


「了解!」「わかりました!」「頑張ろう」 オオーー



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