介護の現場から


ついこの前まで、酷暑で暑い暑いと言っていたのに、すっかり寒くなりましたね。
秋の装いを飛び越えて、冬の着込みが必要な感じです。
今年の冬は、早めの寒さ対策をしておこうと思っています。

さて今回は、息子さんの転勤で、最近引っ越して来られた
Aさんについてお話したいとおもいます。 Aさんは、明るく社交的な女性です。
お若い頃から婦人会などで役員をされるほど、活発な方でした。
ところが、ご主人がリタイアされてからは、温厚なご主人と二人で過ごす事を楽しみにして、
いつしか周りの方々とのお付き合いが疎遠になって行ったそうです。
何年かが過ぎた頃、ご家族はAさんの変化に気付き始めました。
明るくお話はされていたものの、ふとした時に表情が曇っていたと。
そして何より、お酒を飲まなかったAさんが、ご主人のお供の晩酌から始まり、
何時しか隠れてお酒を飲み、量もご家族がびっくりする程になっていたと。
Aさんは、ご主人との時間を楽しんでいたのですが、
ご本人も気付かない内に、ご家族だけで暮らす時間にストレスを抱えていたようです。
そこに、お年と共に認知症が発症し、飲酒が度を過ぎるようになって行ったようです。
今は、老健施設にご入所され、他のご利用者様のお手伝いをされたり、
リーダーシップを発揮し、とても生き生きと過ごされています。
もちろん、お酒は呑んでおられません。
本人も気付かないストレス、これは我々にも言えることですが、
周りが本人の些細な変化に気付くと言う事が、本当に大切だと思います。
皆さんも、ご家族の変化に気をつけてください。
そして、早めに専門家へご相談ください。


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