介護の現場から


今年は5月だと言うのに、まだ雪が降ったり、雨が続いたりと、
本当に寒い日がつづいています。
街を行き交う人達は春の装いをしているのに、私には寒すぎて、
いつまでも季節はずれの格好をしています。皆さんは、如何でしょうか。

さて今月は、介護老人保健施設にご入所されている方々の
在宅復帰についてお話したいと思います。
病院からの退院と言うと、主治医の先生が治療の経過を皆さんに説明され、
症状が軽快して退院の許可を出されるのが一般的です。
従って、退院日は病院側から指定される事が多いと思います。
しかし、介護老人保健施設では、ご利用者の生活環境が整って初めて
在宅復帰が可能となるため、施設側の希望で話が進むのではなく、
ご利用者やご家族、在宅でのサービス事業所などとも協議し、
一番良い環境が整う日を退所日とします。
ですから施設の担当者は、ご利用者の身体状況だけではなく、
家族の受け入れ状況やサービスのご希望など様々な情報を早くから収集し、
先の予測を経ながら、いつから調整を開始すれば良いかを常に検討しています。
最近では、独居の方も増えておられるので、
在宅に帰って頂く準備に、期間がより必要な方も多いです。
大体の方々は、一ヶ月程の期間が必要になると思って頂けたらと思います。
高齢者が自宅へ帰ると言うことは、様々なリスクも付いてきます。
しかし、住み慣れた場所で少しでも安全に長く過ごして頂ける様、
しっかりと準備をして、帰って頂きたいと思っています。


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