昨日、あるご家族の方からご相談の電話をいただきました。
以前、介護老人保健施設へご入所中に食欲が低下し、
ご自分の力だけでは栄養状態が保て無くなり、
点滴加療を行う為に病院へ入院されたAさん。
それからすでに半年程たったのですが、
ご自分の意志で食事をほぼ全量摂取するようになり、栄養状態も改善されたとの事。
ご家族が主治医に呼ばれ説明を受けたところ、
「もう病院(療養型病床群)では何もする事が無くなったので、
介護老人保健施設に戻ってもらえませんか」と言われたそうです。
御歳97歳。実に生命力溢れた方だなと、感激しました。
認知症を発症されているので、ご自分の意志と言っても
病状を把握して行動をされているのではなく、
本能のままに食べる事の大切さを感じられたのだと思います。
私達は、ついつい言葉で訴えたり意志表示をされないと、
自分達の知識の中での判断が正しいと押し付けてしまう事が
あるのでは無いかなと考えさせられました。
ご本人は、声無き声で一生懸命に訴えられている事を、
気付かずに見過ごしてしまっているのではないだろうか。
そう考えさせられるご相談でした。
型にはまった支援ではなく、個人に応じた支援をし続けて行きたいものです。
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