オトコとオンナとおいしい話


昨年のクリスマス、妹 浜海老から一本の電話。
「お姉ちゃん、会社からビッグなクリスマスプレゼントをもらってん。」
ワタシ「なになに?」
浜海老「1月15日で、会社閉鎖って…。」
ワタシ「……」 絶句…。

そして、その一週間後 めったと連絡を取らないアパレルショップ時代の後輩からの着信履歴。
メールも届いていたので見ると
「間違えて、電話をしてしまいました。すみません。」との内容。
せっかくなので「元気にしてるの?」と返信すると。
「食欲も睡眠もたっぷりで、すこぶる元気です。
 聞いてはるかも知れないですが、来年2月で全店閉店するんですよ。」
ワタシ「えぇっ〜、知らなかったわ。」

即、一番可愛がっていた後輩のイクヨちゃんに連絡。
すると「社長が、直接連絡するので黙っていてほしいとの事だったんです。聞いちゃったんですね。」
ワタシ「知ってしまったから、知らないフリするのは申し訳ないのでワタシが知った事、
機会があったら社長に伝えておいてね。」

数日後、アラフォーメンバーとイクヨちゃんとのお食事会があったので詳しく話を聞くと、
夏頃から社内では噂になっていて12月初旬に『2月末でアパレル撤退』の話が社長からあったそう。
さらに一年程前からお付合いしていた彼が勤めていた靴屋さんが11月で閉店し、就活中と…。
そろそろ、結婚をとお互いの親に挨拶に行こうかと話していた矢先の出来事だったそう。

そんなこんなで、3月初旬。また、お食事会があったのでイクヨちゃんから近況を聞くと、
お店の閉店前に百貨店の方から声をかけて頂いて、近々オープン予定のショップに採用が決まったそう。
そして、彼も知人の紹介で営業職に就いたとの事。
本当に良かった。

その頃、浜海老は20社近く不採用でマイナスオーラ全開中で
『ワタシは世の中で必要とされていないのか…』と、どん底状態だった。

そして東北関東大震災の2日後、ワタシの勤める会社でも第2回目の希望退職者を募り始めた。
昨年9月に第一回目のリストラがあり 10月末で3百人近くカットされた。
ワタシは、半年様子を見て見切りを付けようと考えていた。
なので、翌日 上司に4月末で希望退職の旨を話し即、有休を使って就職活動をした。
有難い事に、すぐ採用が決まったので4月初旬で退職し、
有休と短期アルバイトを併用しながら無職期間もなく 新しい職に就けた。

浜海老も、ダメ元で受けた会社に面接の翌日に採用の連絡をもらい
ワタシがリ・スタートする同日から新しい職に就ける事になった。

二人共に、同日から勤務という偶然。
偶然ではなく、亡くなった祖父が守ってくれているんだとつくづく感じ、
浜海老と共に実家へ帰りお仏壇とお墓へお参りに行った。



今月は、ワタシの簡単な手作り品をご紹介。
夏に向けて、廊下とダイニングとの扉を開けたい
だけど、玄関から部屋が丸見えは嫌なので暖簾が欲しいと
色々探してみたものの、好みのものが見つからない。

自分で作ろうかと思ったものの両面プリントじゃないと暖簾には向かない。

そこで、ふいに思いついたのが日本手ぬぐい。
薄くて、手縫いでも縫いやすく両面プリントになっている。
早速、作家さんの面白い手ぬぐいを2種類購入し
チクチク・チクチク。
重石代りに裾にシェルボタンを両面につけてみた。

夏に向けて涼やかな色をセレクトしたので、
ベランダの窓を開けるとゆらゆら揺れて爽やかな感じがする。

本当に日本手ぬぐいは、優れている。
薄いからお洗濯をしても乾きやすいし、吸水性も抜群。
アジア旅行が大好きなワタシにとって、
ひとつだけ苦手なのがベットリするほどの湿度。
だけど、手ぬぐいを首から背中に向けて服の中で
巻いておくとグングン汗を吸い取ってくれるし
ホテルでお洗濯しても翌日には乾くし嵩も低くて大助かり。

お料理にも重宝する。
酢の物用のキュウリを塩もみして絞る時、
何も使わずに絞ると時間・力がかかるけど
手ぬぐいに包んで絞るとあまり力もいらないし
一回で簡単に終わる。
蒸し物をする時にもお鍋と蓋の間に固めに濡らした
手ぬぐいを挟んで蒸すと蓋についた蒸気が
落ちずにキレイに美味しく仕上がる。




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