オトコとオンナとオイシイ話



今回は、趣向を変えて 年に一度の家族旅行(父・母・妹+神戸の叔母)の珍道中話。

9月中旬、昨年まで仕事でお世話になった香港へ。
出張の際、いつも利用していた香港の航空会社 キャセイパシフィック。
エコノミーでも少し広めなので、今回もキャセイを利用した。
なぜか、ドリンクと一緒に小袋に入ったピーナツがもらえるのだけど、
以前とパッケージが違う。味も…。以前の方が旨みがあって美味しかった。
機内食は、いつもメインには手をつけず、
いつも添付けの小さなパンとデザートしか食べないので、
今回はどんなデザートかなぁと待っていると…。
小さなキットカットがひとつ。
以前は、大福やスイートポテト・スフレチーズケーキ(これが絶品だった)のに。
機内サービスが落ちてる…。 ちょっと悲しかった。
(帰国してから、現在 買付けを担当している後輩に話を聞くと、
 不景気で便数も減っているらしい。)

お昼過ぎに香港着。台風が去った翌日だったらしく、
曇っていて いつも以上の蒸し暑さ。
そして、香港独特の八角の匂い。相変わらず、この匂いだけには慣れない。
現地添乗員のガンさんのお迎えの車で、
3日間お世話になる『富豪東方酒店(リーガル・オリエンタルホテル)』へ。
10数年前まであった空港に直結していたホテルらしい。
事前に下調べをしたら格安ホテルで
市内の中心地から離れていると書いてあったので、期待はしていなかった。
九龍寨城公園が近くにあるローカルな立地。
ディープな所が大好きなワタシ達姉妹には、絶好の立地!!。
部屋に入ると… わぁ、トリプルベッド!! そして、結構広い。
いつも、妹と叔母の3人部屋なので
ワタシはいつもエキストラベッドだったのでテンション上がる。
2時間ほど、ホテル近辺をブラブラしてみた。
地元の市場やショッピングモールに飲食店も多数あり。
ウエルカムスーパーも近くにある。
パン屋さんも多数あり、香港のお米が苦手なワタシは
地元の人が並んで買っているパン屋さんをチェックしておいた。

また、ガンさんのお迎えで夕食を食べに水上レストラン『JUMBO』へ。
お店に着くと、寒いっっ。香港恒例のクーラー天国(地獄?)。
広島出身・中河内在住の父は、
いつもの如く 「ワシを殺すきかぁ」とガンさんに暴言を吐く。
ホントに、いつもの事なので
ワタシ達家族は慣れていて 「はい、また出た。」といった感じ。
ガンさん「香港では当たり前なんですよ。多分、ここは18度くらい。
     私の家は、常に22度です。」と、にこやかに対応してくれた。
熱々のスープもあっという間に冷めてしまうので、熱いものは熱いうちに猛スピードで頂く。
お味のほどは、全体的に美味しくもなく 不味くもなく。
基本的に観光客が行くお店は、ほとんど当たりがないので お店の外観を楽しんだと言うことで。

食後、ビクトリアピークから夜景を見に行った。
強風で吹き飛ばされそうだったが、その風のおかげで霧も少なく
とっても綺麗な夜景を見ることができた。

2日目、晴天なり。
朝食は『恒香棧』でピータン入りのお粥に
ワンタン・水餃子・魚肉丸子が入ったスープに焼きそば。
朝から、油ギトギトの焼きそばは 一口でノックアウト!!

食後、プロムナードを散策し、スターフェリーで香港島へ。
トラムで、またビクトリアピーク展望台に行った。
時間がなくて 黄色の全身タイツ姿の
ブルース・リーの蝋人形との写真が撮れなかったのが心残り。

そこから、アバディーンにてサンパン船に乗り込み
水上生活者の様子を眺めながら まったりタイム。

→ スタンレーマーケットをブラブラ。
パンダ柄のショールを見つけ、値段を聞くと、「110$」。
はい、絶対ボラれてる。
買うのを一度やめて、別の店を物色していた
現地の人に間違われる妹に値段を聞いてもらうと「90$」。
妹も買うというので、ワタシの分も購入してもらった。

昼食は『東海海鮮酒家』で飲茶。
ここは、なかなかのお味。特に春巻が美味だった。

→夕食まで、DFSでお買い物タイム。
30代に入ってからブランド物に、あまり興味がなくなったワタシと
チーパーな妹は、ディープな所に行きたい。
なので、母と叔母には ゆっくり優雅な気分でペニンシュラホテルでお茶をしてもらい、
父は一人でブラブラするということで ちょっとお小遣いを渡して それぞれ自由行動。
ワタシ姉妹、まずは香港映画でお馴染みの『重慶大廈(チョンキンマンション)』へ直行。
中に入るとカレーのスパイシーな香り漂う。インド料理店がたくさんあった。
お腹いっぱいだったので、残念ながら食べる事は出来なかったけど。
怪しい雑貨屋や両替商など小さなお店が多数。
上階は、世界中のバックパッカーの定宿。
昔は、治安がよろしくなかったらしいが、
現在は取り締まりも厳しくエレベーター内もモニターでチェックされている。
機会があれば、ぜひ泊まってみたい。

→ぜひ、妹が行きたい所があるというので チョンキンマンションがある
彌敦道(ネイザンロード)から横道に入り東へ約10分。
日本で例えると西心斎橋(アメリカ村)の様な所に到着。
ディープな場所に鼻が利く妹が「ここ面白そう」と見つけたビルに入る事にした。
(勘で入ったので名前がわからない)。ここがかなり面白い。
1階は、一般向けの雑貨や化粧品が所狭しと並んでいた。
2階から上は、香港の若手のデザイナーさんのチャレンジショップ。
おしゃれな服や雑貨でいっぱい。キャンバス地のキッチュなトートバッグを購入。
妹は、ノート等の文具を大人買い。時間があれば、あと2時間はいたかった。
あれよあれよという間に、集合時間。母と叔母を迎えに行き、
集合場所に先に戻ってきていた父と合流。

→夕食は『全聚徳』にて北京ダックのコース料理。
北京で一度、利用したことがあるお店で かなり美味しかったので期待していたが
超がつくほどハズレ…。
北京ダックも皮がそこまでパリッとしていなくて油っぽい。
う〜ん 残念。

→食後、オプションのオープントップバスに乗り込み
夜景を楽しんだ後、女人街を散策。
価格交渉が当たり前なので「ジョイ ペンティ」と言ってください。
と、教えてもらったけど買いたい物はなかったので、使うことは無かった。


オープントップバス

→ホテルまで送ってもらって早々に妹と翌日の朝食を仕入れに繰り出した。
チェックしていたパン屋さんで巨大なレーズンパンとライ麦の乗ったこれまた巨大なパンを購入。
看板がないので名前は分からないが、チョウ・ユンファがよく買いに来ていたらしく
雑誌の記事が掲げられていた。
お目当てのパンをゲットしたので、ウエルカムスーパーでバターとヨーグルト・フルーツを購入。
あ〜、朝が楽しみっ。

→3日目、朝の早くから お腹が空いたと両親が部屋にやって来た。
持参したカップオンドリップコーヒーを落としている間に、妹がパンとフルーツをカット。
パンは、やはり大当たり!! ふわふわでレーズンパンは黒糖の香りがしてかなりの美味しさ。
中華料理で疲れた胃が癒される。結構、豪華な朝食になった。

→タクシーに乗り込み上環(ションワン)へ。
ハリウッド・ロードやキャット・ストリートを楽しんだ後、SOHOへ。
お目当ての雑貨屋は閉店していたので、GODという雑貨屋でお買い物。
ここもキッチュな雑貨がいっぱいで楽しかった。

→『文武廟(マンモウミュウ)』という寺院にお参りした後、
これまた香港映画でお馴染みのヒルサイド・エスカレーターを少し楽しんだ後、
灣仔(ワンチャイ)にある『香港デザインギャラリー』へ。
100%香港デザインズのコーナーはなかなか面白かった。
(帰り空港内で、ミニショップを見つけ ちょっぴり悔しい)

→昼食は、マクドナルド。
日本のハンバーガーは化学調味料たっぷりで苦手だけど、香港のは自然の味なのでホッとする。

→女性陣の買い物や観光に飽き飽きした父は、
「ワシは、一人で行動する。」と言ったのでホテルの名刺を渡すとどこかに消えた。

→地下鉄で油麻地へ。
香港スイーツを食べに『松記糖水店(チョンゲイトンスイディン)』へ入った。
メニューを見てもさっぱり分からないので、写真を指差して注文。
雑誌で見ていた幻彩明珠(ワァンチョイミンジュ)と勘で選んだ楊枝甘露(ヨンジガムロ)。
『幻彩明珠』は、黒いゼリーとタピオカの上にフルーツがいっぱい。
上からシロップをかけて頂くもの。
黒いゼリーは、もしや亀ゼリー?と思ったら仙草で出来ているらしく、味はない。
さっぱりしていて、体に良さそうな感じがする。
『楊枝甘露』は、マンゴーピューレにココナッツミルクに
タピオカ・マンゴー・柑橘フルーツが入ったもの。
よく混ぜて頂くのがベスト。これも、甘すぎず爽やかで美味しかった。
蒸し暑さで火照った体もクールダウンしたところで、上海街や玉器市場を散策した後、
出張時に行き着けにしていた、懐かしのお店
『麥文記麺家(マックマンキーミンガー)』で軽い夕食。
ワンタン麺と油菜、以前と変わることなく
ワンタンぷりぷり・細麺もかなりコシがあって美味しかった。
もう一軒行きたい所が…。
マックマンの近くにある牛乳プリンで有名なお店
(イーシュン・ミルク・カンパニー)』みんなお腹いっぱいと言うので
名物の牛乳プリンをひとつ注文。オリジナルのお椀に入った上に膜が張った白いプリン。
膜は苦手なので、どけて一口。んんっ、あっま〜い。甘すぎる。
どれどれと妹が一口。 無言…。
母と叔母は、二人の顔を見て食べる事なく。一個だけの注文にしておいて良かった。


幻彩明珠(ワァンチョイミンジュ)

楊枝甘露(ヨンジガムロ)

→お腹もいっぱいになった所でホテルに戻ると、父も無事帰ってきていた。
どこに行ったかと聞くと場外馬券場。
この人、英語喋れないはず。
「どうやって買ったん??」と聞くと、
電車の乗り換えも日本語で現地の人に聞き適当に乗り換え、
馬券も近くにいた現地のおばさんに日本語で「どうやって買うねん。」と聞いて買い、
2レース勝ったらしく ご満悦。
父いわく「日本語は、どこでも通じるんじゃ〜。」夕食をまだ食べていないらしく、
一人でブラブラ適当に適当なものを買ってきてパクパク食べていた。
この人、どこでも生きて行ける…。

→暑さと歩きまわって疲れた体を癒すために、ホテル近くのマッサージ店で
マッサージをしてもらった後、ホテルでゆったり。
そろそろお風呂でもと思っていたら母から電話が。
「お父さんが香港の最後の夜、誰が付き合ってくれんねん。て言ってるから付き合って。」
叔母は、部屋でゆっくりしておくと言うので、
家族4人で近くのショッピングセンターでブラブラする事になった。
地元の人でにぎわっているお店ばかりなので、なかなか面白い。
2%と言う、香港では割とお洒落な洋服のショップや
ユーズドの眼鏡屋(香港はユーズドの眼鏡屋さんが多い)をウインドーショッピングした後、
地下のスーパーでお菓子やお水を購入し 前日と同じパン屋さんで、
美味しいパンを購入してホテルに戻った。
明日はいよいよ最終日!!

→4日目、お昼過ぎにはホテルを出発して空港に向かうので、
近くを散策しようと言う事で早々に朝食を済ませ『九龍寨城公園』に行った。
無料で観覧できる九龍城の歴史を堪能できるブースがあるので入ってみた。
すると、どこからともなく 坂田利夫そっくりの 自分の似顔絵が
描かれたTシャツを着たおじさんがやって来た。
「Are You English?」と言ってきたので、
片言しか分からないけど香港の人の英語は聞き取れる。
なので「YES」と答えると英語で香港の歴史を詳しく教えてくれた。
かなりキャラクターの濃いおじさん。
話を聞くと、紙切りの芸人さんらしく「TV東京」が取材に来て
日本のTVにも出た事があると言う。
紙を折りたたんで、手で器用に紙をちぎり、広げるとオリンピックの五輪マーク。
そして、また小刻みにリズムを踏みながらちぎっていくと次は牛。
紙切り芸を見せてもらった後には、
竹の縦笛で「SUKIYAKI」と言って「上を向いて歩こう」を吹いてくれた。
チップを渡すと、名刺をくれたので、名前を見ると『敏叔』。
名前までも…。


敏叔

→九龍市場という地元の市場へ入ったが、生臭さが強烈過ぎて 5分もいれなかった。

→昼食はショッピングセンターでおのおの好きなものを食べて、ホテルに戻りチェックアウト。

とっても濃い香港の旅だった。来年は、どこに行こうかなぁぁ。

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