父・鴻巣一善の絵

鴻巣 理



紅葉に四十雀

作者:鴻巣一善
題名:「紅葉に四十雀」
形態:色紙
材質:
画面:幅24cm、高さ27cm
作年:1960年頃
目録番号:E23(仮)



父が色紙に描かく鳥はいわゆる小鳥達で、
鶯や瑠璃鳥などもあるが、
多くは雀をはじめとして
四十雀(しじゅうから)、山雀(やまがら)、
小雀(こがら)など郷里会津の地で
身近に見られる鳥達である。
四十雀は頬の白と胸の黄色とが
羽の模様と調和して可愛い鳥である。

会津盆地の集落には
防雪用の杉木立に加えて、
欅、はんの木、銀杏、柿など
背の高い木が多く、
いろいろな小鳥が生息していた。
特に秋には葉が落ちて
飛び交う姿が目につくようになる。
生活様式が変わってしまった最近の農村でも
そのような光景が未だ見られるのだろうか。

色紙とか短冊は茶の間などに
ちょっと掛けるものだから、
日常良く目にするものが題材になるのだが、
今となっては非日常の
遠い昔の思い出となっている。
心を癒す絵の一つである。



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